【説明書】オリジナル3Dモデル「バメッサ」
オリジナル3Dモデル「バメッサ」
https://sobagarashop.booth.pm/items/5129599
オリジナル3Dモデル「バメッサ」の購入者さまに向けて、特徴や改変の注意点などをまとめています。
- 表情について
- 視線制御について
- 顔の影の消し方
- Questのテクスチャ改変について
- Quest版の「VRC_BAMESSA_Quest_Full.fbx」の違いについて
- Blenderを使った改変について(高難易度)
表情について
右手ハンドサインがポジティブ(楽しそう)な表情
左手ハンドサインがネガティブ(悲しそう)な表情が入っています。
またEXメニューから表情を固定することが可能です。
視線制御について
EXメニューから「EYE Tracking」をOFFにしてから、コントローラーのスティックで操作してください。向けたい方向に倒しながらトリガーを押すと固定されます。
また、視線制御のリセットボタンもあります。
まばたきはスライダーで%指定できます。これもトリガーを押すと固定されます。
顔の影の消し方
赤丸で囲ってある部分は影の制御MAPで指定しています。
「BAMESSA_face」のマテリアル内、影設定のAO Mapというところです。
「BAMESSA_face_ShadowMAP」「BAMESSA_Body_Effects_ShadowMAP」の画像が指定マップです。
すべて影を消したい場合はAO Mapを「None」に変更してください。
部分的に消したい場合は、黒い部分が影になりますので、影を消したい場合はこの画像の黒い部分を白くしてください。
こちらのファイルは改変用PSDファイルのレイヤーにあります。
Questのテクスチャ改変について
Quest版のテクスチャはPC用テクスチャから書き出したものを組み合わせて一枚のテクスチャにする必要があります。
PSDファイル、案内の画像ファイルについてはPC版、またはPC+Quest版に同梱されております。
「BAMESSA_face_TX」「BAMESSA_Body_Effects_TX」
「BAMESSA_hair_TX」の3つについてはQuest用の影レイヤーが存在しています。
Quest用影レイヤーをオンにして書き出して一枚のテクスチャにまとめることをおすすめします。
こちらの「Quest版テクスチャ統合について」の画像を参照に、位置やサイズを合わせて一枚の画像に出力してください。
Quest版の「VRC_BAMESSA_Quest_Full.fbx」の違いについて
通常のQuest版(画像左)は軽量化のため、身体やTシャツの不要なポリゴンを消去しています。画像はわかりやすく各パーツをずらしてありますが、1メッシュに統合されています。
「VRC_BAMESSA_Quest_Full.fbx」のほうはパーツごとにメッシュが分かれており、身体やTシャツの見えない部分もポリゴンが存在しています。
Quest版での改変にお役立てください。
Blenderを使った改変について(高難易度)
バメッサはアニメ調な影と綺麗なアウトラインを両立させるため、法線情報とアウトライン情報が特殊になっています。
Blenderなどを通してFBXをインポートしなおした場合、アウトラインが綺麗に出ません。
FBXを読み込むとこんな感じでアウトラインがとぎれとぎれになります。
lilOutlineUtilというツールを使って、アウトラインをきれいに焼きこむ必要があります。
まずこちらのツールをUnityプロジェクトに読み込んでください。
そしてこちらの記事を参考にアウトライン用メッシュを使って焼きこんでください。
必要素材は「BAMESSA_PC」→「FBX」→「forOutlineBake」の中に入っています。
焼きこむ必要があるマテリアルは以下のものです。
BAMESSA_body(マテリアル) → VRC_BAMESSA_Normal内 BAMESSA_Body(メッシュ)
BAMESSA_face(マテリアル) → BAMESSA_Face(メッシュ)
BAMESSA_face_grad(マテリアル) → BAMESSA_Face(メッシュ)
BAMESSA_hair_Matcap(マテリアル) → BAMESSA_Hair(メッシュ)
BAMESSA_hair(マテリアル) → BAMESSA_Hair(メッシュ)
また、以下2つのマテリアルに関してはマスクも適応してください。
BAMESSA_body←マスク「BAMESSA_Body_Effects_OutlineBakeMask」
BAMESSA_face←マスク「BAMESSA_face_OutlineBakeMask」
この5つのマテリアルを焼きこんで一番下の生成、保存を押したらアウトライン焼き込みモデルが生成されます。