faceRig 導入編
このたびFaceRigというものを購入しました。 ざっくり説明致しますと、WEBカメラで映した自分の顔の表情をトラッキングして、画面の中に居るアバターに表情が反映されるという面白いソフトです。
Mac版は作る予定はあるらしいですが、まだありませんのでParallels Desktop 10 for MacでWin7を動かし、その中で使ってます。
テスト的にSkypeしながらニコニコ生放送してみたけど、いまのところそんなに負荷がかかって無い感じ。 Parallelsなのでグラボがあっても認識されないのよね。
Mac版はよ。 (iMac27inch 2013モデル, Intel core i7 3.5GHz, 32GB, Fusion Drive, GTX780M)
●どこで売ってるのん?
Steamで1480円で売ってます。(2016/03/03現在)
月に500ドル以上の売り上げを出してたらPro版買ってねということらしい(保証はしないのでご自身で調べてください)
http://store.steampowered.com/app/274920/?l=japanese
●FaceRigの操作方法 FaceRigの操作自体は以下リンクを参照してください。
すたいるさん
「【FaceRig】3Dアバターで表情つき配信! 5分でできるニコ生配信設定 (2015.9.4更新版)」
すたいるさん
「【FaceRig】表情調整とマイク非連動設定、起動しない方への覚書き('16.2.25更新版)」
●どれくらいのWEBカメラ使えば良いのん?
(以下、商品名のリンクはAmazonへ飛びます)
iMacは標準で埋め込まれてるからいいとして、そうじゃない人は買わなきゃいけない。 開発者のコメントによると720p 30fpsあれば充分らしい。(30fpsは必須ですよ)
開発者の好みはロジクールのC920だが、古いモデルのC310やC260でもそれなりにいい結果が得られるみたい。
安くてそれなりにいいWEBカメラを探すときに苦労するのが、「最大」という言葉…。 最大HD画質 最大30fpsって書いてあるのになぜか15fpsしか出ないなーと思ったら、30fpsが出るのはSD画質のみです…って書いてあったりする…。しかもそれってなかなか商品ページに書いてなかったりするので、あんまりケチると痛い目を見ますよ、マジで。
あえて個人的にオススメするならLOGICOOL HDウェブカム C525、もしくはLOGICOOL HDウェブカム フルHD動画対応 C615かなと。 ネットに30fpsの撮影動画が上がってるので、まあ信頼できるのではないでしょうか。(保証はしません)
●撮影環境について
私自身眼鏡をかけているのですが、別に問題なくトラッキングできております。 フレームはたしかに細めのデザイン、かなり主張するフレームだともしかしたらうまくトラッキングできないかも。(未検証)
背景はとくに気にしていません。後ろにごちゃごちゃ物を置いてましたけど、問題なくできました。
顔に当たる光については、出来るだけまんべんなく顔に光があたると良いようです。 私の環境では片明かりになってしまっていたので、なぜか光の方に視線が向きがちでした。
●しゃべってるのにあんまり口が動かんぞ
最初の壁はコレでした。 オーディオベースのリップシンクにしているのに、しゃべっても口が動かない。 動いたとしてもわずかにモゴモゴする程度。
解決方法としてはいくつかあります。
→カメラを近づける カメラから顔が遠いと認識されにくいかも
→表情の判定を大きくする 高度なトラッキングから「体と頭のポーズ」→「口」→「あご下ろし」のインプット間隔をいじると判定が変わります。 モデルによって口の開き具合が違うので実際に動かしながら調整するといいです。
→オーディオベースのリップシンクなら入ってくる音の大きさの判定を変える 「一般オプション」→「サウンド」 「ノイズゲートしきい値」を下げる。 逆に拾ってほしくない音で反応してしまうなら上げる。 どちらにせよ視覚的にバーが動いているのが見えるので、それで調節。